2025 年 4 月 10日(木) ~ 4 月 20日(日) ※ 4 / 14(月)休廊
12:00~19:00 (最終日-18:00)
描く行為の身振りもしくは手振りの痕跡をフィルム上のドローイングとして定着させ、
紫外線で硬化するフォトポリマー・プレートの特殊な版材の性質を利用しながら、
テーマである「残像の痕跡(Trace of Afterimage)」を表現する試みをしています。
具体的な形は作品のなかには現れませんが、光によって刻々と変化する空気の流れや揺らぎ、
それから連想する風景のようなものを感じ取ってもらえればと思います。
今回の展覧会は、小林敬生先生と同時期の開催という機会に恵まれたことを幸せに感じる次第です。(武蔵)
武蔵篤彦 MUSASHI Atsuhiko
1977 ワシントン大学美術学部卒業
1979 サンフランシスコ・アート・インスティテュート大学院修了
日本版画協会会員、日本美術家連盟会員
【主なグループ展】
1995 京都市芸術新人賞受賞作家展’95(京都市四条ギャラリー)
1996 日本の現代美術50人展(ナビオ美術館、大阪)
1999 ぶどうの国の国際版画ビエンナーレ(山梨県立美術館)
スコットランド・アニュアル(アートクラブ賞/エディンバラ)
2000 京都版画2000(京都市美術館別館)
2004 現代版画の潮流展(町田市立国際版画美術館、松本市立美術館)
2007 中華民国国際版画素描ビエンナーレ(台湾)
2008 「京都からクラコフへ」版画展(ポーランド)
2008〜 CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ)
2009〜 日本版画展(東京都美術館)
2010 Global Vision(ルイジアナ州立大学ギャラリー、アメリカ)
2012 超京都(渉成園、京都)
2016 日中現代版画交流展 – 2016深圳展(中国版画博物館)
2018 P/CAS Paris Contemporary Art Show(フランス)
2022 武蔵篤彦展1988~2022(京都精華大学サテライトスペース)
東京、名古屋、一宮、京都、大阪、福岡、大分、サンフランシスコ、ボーズマン、ニューヨーク、イーストン、エディンバラ、キャンベラで個展を45回開催。
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「Trace of Afterimage 25-Jan -A 」
2025 / ポリマー凹版、コラグラフ
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「Trace of Afterimage 25-Jan -B」
2025 / ポリマー凹版、コラグラフ
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「Trace of Afterimage 24-July-B 」
2024 / ポリマー凹版、コラグラフ
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