2024 年3 月 5日(火)~ 3月 10日(日)
物語の隙間や、語られる事のないエンドロールのその後が無性に気になる。
「胡蝶の夢」において「栩栩然として胡蝶なり」のその後、
我に返って目覚めた男はどんな気持ちで生きていくのか。
日々の暮らしの中で、「今」は夢なのか現なのか、
永遠なのか一瞬なのか、入り混じって分からなくなるような時間が確かにある。
蝶の羽ばたきのように頼りなく、些細で、それでいて鮮明に心に焼き付く、そんなー瞬間を描きたい。(井関)
井関 律葉 ISEKI Michiyo
2017 京都市立芸術大学 大学院美術研究科日本画專攻 修了
2015 京展2015 入選(京都市美術館)
2016 上野の森美術大賞展入選(京都文化博物館)
京都春季創画展 入選(同’18、’21、’22、’23)(京都市美術館、京都文化博物館)
2017 日本画三人展「傍らに立つ」(京都 ギャラリー恵風)
2018 日本画三人展「傍らに立つ 2018」(京都/ギャラリー恵風)
2021 個展「詩上の幸福論」(京都/ギャラリー恵風)
2022 京都日本画新展2022(美術館えきKYOTO)
日本画四人展「眼差しに咲く」(京都/ギャラリー恵風)
個展「記憶の稜線」(兵庫/ギャラリーよきかな)
2023 第50回記念劇画展 入選 (東京都美術館)
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「夢成胡蝶」
2023
116.7×182cm
高知麻紙、水干絵の具、岩絵の具
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「蝶の夢」
2023
F4号
高知麻紙、水干絵の具、岩絵の具
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「黒揚羽」
2024
F0号
高知麻紙、水干絵の具、岩絵の具、銀箔