2023年5月30日(火)~6月4日(日)
箔焼きによる焼箔を用いた色階層で「Sound of Silver」をテーマに作品制作をしています。
焼箔色の変化を安定させる方法等、技術的な仕事量が年々増えているのが悩みですが、
造形活動の一端として楽しんで取り組んでいます。
直近では金を用いた表現にも食指を伸ばしていますが、銀とは違う性格の為、銀ほど仲良くはなれておりません。
焼箔色以外にも金属箔を多用することで生まれる独特の風合いを新鮮に感じて頂ければ幸いです。(田口)
田口 涼一 TAGUCHI Ryoichi
1981 大阪市に生まれる
2003 創画展 初入選(同04、06~08、10~22年)
2006 春季創画展 初入選(同08~23年)
2011 京都精華大学大学院芸術研究科博士後期課程修了 博士号取得
『日本画における金属箔と新変色技法を使用した表現の可能性』
2012 京都府美術工芸新鋭展招待部門 大学推薦(京都文化博物館)
第4回 京都 日本画新展(美術館「えき」KYOTO)
2014 京都日本画家協会第2期展 奨励賞(京都文化博物館 同16、19年)
2017 「春を待つ─梅─」(ギャラリー恵風/京都)
2019 京都 日本画新展2019(美術館「えき」KYOTO)京都)
日本画新展in二条城~100人の画家・嵯峨野線を旅して~(二条城二の丸御殿台所・御清所/京都)
2020 50人の日本画サムホール展─希望のひかり─(ギャラリー恵風)
2021 個展「田口涼一展─Sound of Silver─」(ギャラリー恵風)
2022 京都 日本画新展2022 奨励賞・京都府知事賞(美術館「えき」KYOTO)京都)
現在 創画会会友
京都日本画家協会会員
左「Sound of Silver -折節- 」 2023 / F50(1167×910mm)
雲肌麻紙、焼箔、純金箔、耐変色銀、箔、銀泥、純金泥 等
右「Sound of Silver -春宵- 」 2023 / F50(1167×910mm)
雲肌麻紙、焼箔、純金箔、耐変色銀、箔、銀泥、純金泥 等
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左「Sound of Silver -twilight-Ⅰ」 2023 / P3(275×192mm) / 雲肌麻紙、焼箔
右「Sound of Silver -twilight-Ⅱ」 2023 / P3(275×192mm) / 雲肌麻紙、焼箔
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「Sound of Silver-秋霖-」 2023 / P10(410×530mm)
雲肌麻紙、焼箔、純金箔、耐変色銀、箔、銀泥、純金泥 等
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