3月10日(木)~3月20日(日) ※3/14(月)休廊
このところ、画面に向かいながら描き始めて完成するまで何を考えているかというと、この色で良いかこの形で良いか、
この関係で良いかなどといった目に見える造形に関しての事だけです。
展覧会のタイトルcosmosは後から取ってつけたようなタイトルで、それこそ宇宙の深淵を覗き込み、
そこにある真理を表そうとするような無謀なことを考えているわけではありません。
そもそも僕は、様々な形でこの世に溢れる問題を取り上げる事などおこがましいと思っています。
造形を扱うことに興味があるだけで「納涼図屏風」のような心境でいまは描いています。
しかしきっと守景はそう呑気でもなかったと思います。生きて創作することは意外とハードですから。 (奥田)
奥田 輝芳 OKUDA Kiyoshi
1958 滋賀県に生まれる
新鋭美術選抜展(京都)、日本国際美術展、
現代日本美術展、大阪トリエンナーレ絵画、
兵庫国際絵画コンペティション、国際現代造形コンクール、
安井賞展、Ge展、しがの風、Breezeなど
2018以降の個展
2018「story」(galerie weissraum・京都)
2018「nara」(ギャラリー・勇斎・奈良)
2019「natural」(ギャラリー・恵風・京都)
2019「DECADE」(galerie weissraum・京都)
2020「natural vol 2」(ギャラリーヒルゲート・京都)
2021「LIVING with ART」(comfort Q 大阪十三)
2022「cosmos」(ギャラリー・恵風・京都)
1F
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2F
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右「natural #133」
71×90cm
2021
Acrylic on paper
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左「natural 5020-1」
102.5×91.5cm
2020
Acrylic on canvas