2021年3月2日（火）～3月7日（日）

樹をモチーフに制作しています。

樹は風によって音を奏で、光によって色を纏う。

その美しさや妖しさに気持ちが重なって大切な私の記憶となっていく。

樹の一生は人のそれよりずっと長い。いま、この刻が長い時の流れの

大切な一点に思える。そして此処に自分が存在していることの不思議とありがたさを思う。

今回は銅版画に加え、墨によるドローイングも展示します。

ご高覧いただければ幸いに存じます。（吉田）

 

 

吉田　真紀子　　YOSHIDA Makiko

1987  京都市立芸術大学大学院版画専攻修了

1984  セントラル版画大賞展

1984‘85 ‘86  京展

1985  京都美術展

1986‘88 ‘90 ‘92  現代版画コンクール展

1987  和歌山版画ビエンナーレ展

1991  大田トリエンナーレ

1993　「いま絵画は・・・OSAKA’93」

1996 ‘05  新鋭美術選抜展

2013　第81回版画展

 

他、京都、大阪、兵庫などグループ展多数

1986年より京都、大阪、兵庫、福井、韓国

ソウル市など個展多数(25回）

 

現在、神戸芸術工科大学、大阪芸術大学附属

大阪美術専門学校非常勤講師

「風と共に１」
193×355 ㎜
2021 年

「色は匂へど」
490×360 ㎜
2019 年