6月22日(火)~6月27日(日)
銅版に向かい線を引く時に線を整列させていくことを意識しています。
手癖から生まれる曲線よりも、均一や正確さを求めて引く線は揺らぎが強く不気味で有機的な線になります。
肉体から生まれる線と心の中に湧き立つような揺らぎを重ね銅版に映すような制作をしています。
今回の展覧会では整列した線の銅版画作品とひとつの版から
複数枚エディションをとった石膏刷りの作品を展示する予定です。(吉浦)
吉浦 眞琴 YOSHIURA Makoto
1994年 神奈川生まれ
2017年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画/版画コース卒業
2019年 京都市立芸術大学 大学院攻版画修了
個展
2019年 「砂漠の洪水」(大阪/芝田町画廊)
グループ展
2020年 30×30の窓展 (京都/ギャラリー恵風)
2020年 版画の魅力展 Final(大阪/芝田町画廊)
2021年 第11回贈り物展 (京都/ギャラリー恵風)
受賞歴
第43回全国大学版画展 町田市立国際版画美術館収蔵賞
2018年度京都市立芸術大学制作展 大学院市長賞/収蔵賞
「high light」
2021
70 × 50cm
ドライポイント、ハーネミューレ紙、油性インク
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「はるさかり」
2021
46 × 50cm
ドライポイント、ハーネミューレ紙、油性インク