2023年 12月5日(火)~ 12月10日(日)
自然を写生することは、いま目の前に生きている命を見る時間です。
形や色を写すことだけでなく、じっと座ってその時間を過ごすことに、写生の愉しさがあります。
そのとき、自分も木や草と同じようにその場にいて、そこに流れている時間を鮮やかに感じます。
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日本画を始めた頃、「自然から学びなさい」とよく教わりました。
絵を描く時間よりも、生活の中で何か困難を経験した時などに、ふとその言葉を思い出します。
そうやって暮らしと日本画が繋がりながら、小さな歩みを続けてます。(若林)
若林 静香 WAKABAYASHI Shizuka
2006 京都市立芸術大学大学院修士課程修了(日本画)
2008 個展(画廊後素堂/京都)
2009 第1回京都日本画新展 (美術館えきKYOTO/京都)
2016 第1回松伯日本画展(松柏美術館/奈良)
個展(ギャラリー恵風/京都)〔’18’20〕
2017 第22回松伯美術館花鳥画展
2018 第6回郷さくら美術館桜花賞展
2021 いまのいま現を巡る夢に触れる(神戸アートビレッジセンター/兵庫)
2023 第3回NIHONGA◯-en-(佐藤美術館/東京)
「月の庭」
2023
F120
麻紙、岩絵具、土絵具
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「花の捧げもの」
2023
SM
麻紙、岩絵具、土絵具、胡粉
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「習作」
2023
F4
麻紙、岩絵具、土絵具