3 月 28 日（木）～ 4月7 日（日） ※ 4 / 1（月）休廊
映画が終わって、作り手が「こんな意図で作った」と、そんなことしゃべってどうすんだ。
田井肇 （大分市の映画館 「シネマ5」の支配人）今、ピッタリとくる、今回の個展に対しての私の気持ちです。 （辻田）
辻田 恭子 TSUJITA Kyoko
京都嵯峨美術短期大学にて版画を学ぶ
西オーストラリア州立カーティン工科大学にてメタルワーク&コンテンポラリージュエリーを学ぶ
女の子が4年間も大学に行くことはない、と言われた時代。早く家を出たかった、自立、自活したかった。
男も女も同等の給料である仕事、公立中学校教諭となる
教えながら制作できると思っていた。時代は、校内暴力吹き荒れる時代。
制作どころではなかった。
そんな中、オーストラリアに住むことになった。
１歳と４歳の娘を連れ、もう一度美術の勉強をしようと日本にない学科を選んだ。
金属を扱って、立体を造った。コンテンポラリージュエリーって何？
それはまさしく、現代美術の一分野であった。
帰国後、子育ての目処がつき、2001年からやっと、主に個展を中心に大型作品、小型作品を発表している。
小型作品であるコンテンポラリージュエリーは、「身につける小さな現代彫刻」と翻訳して、自分の身体を展示場としてライブ表現をしている。
SNSの時代の今、昨年は、私の前の席に座っていた学友トムが私を発見してくれた。今年は、主任教授だったデイビッドとも繋がった。
「日本に帰っても続けていくんだよ」と言ってくれた教授達の言葉を胸に、ずっとこれまで、続けて制作している。
今回の個展は、大型作品を展示している。
辻田 恭子 TSUJITA Kyoko
1975 京都嵯峨美術短期大学（現・京都嵯峨芸術大学）版画科卒業
1987-1990 Curtin University of Technology Western Australia (Department of Art & Design)にて
Metalwork & Contemporary Jewellery を学ぶ
1992 朝日現代クラフト展 入選 (94, 95, 01, 03も)
1993 日本ジュウリーアート展 入選 (00, 06, 08も)
1997 International Craft Exhibition – Itami – 入選(98, 99, 01, 02 も)
2004 The Space Between(craft-west / パース・オーストラリア）
2005 野外彫刻展 （希望が丘文化公園／滋賀）
2006 工芸都市高岡2006クラフト展 入選
日本ジュウリーアート展 《奨励賞》
2008 第十回KAJIMA彫刻コンクール 模型入選
日本・ハンガリー現代美術作家交流展（THE KUNY DOMOKOS MUSEUM /タタ・ハンガリー)
2009 ’09 Miniar textile COMO （コモ・イタリア） ＜招待＞
2010 The large dimensions works by five Japanese artists（ベネチア・イタリア）＜招待＞
2013 杜の美術館 日吉大社芸術祭
2015 京都フィールドアートプロジェクト2015入選
2016 International Art Jewelry Sculpture Show （韓国）
ＢＩＷＡＫＯ大賞展 Ｔ氏賞
2022 個展「カクリヨ」 楽空間 祇をん小西(京都)
2023 ジュエリーの新しい風景展in金沢Vol.4
石川県政記念しいのき迎賓館 (石川県金沢)
京都国際文化交流展 京都市国際交流会館(京都)
2001年より個展
これまでの個展会場
京都 ギャラリーマロニエ、清課堂ギャラリー、ギャラリーSUZUKI、ギャラリーギャラリー
アートライフみつはし、ギャラリーにしかわ、祇をん小西、ギャラリー恵風
東京 ギャルリーWA2
熊本 ギャラリーmoe
奈良 ギャラリー勇齋、喜多美術館
神戸 ギャラリーsi
大阪 楓ギャラリー、ギャラリーESPACE446
名古屋 ギャルリhu
滋賀 ギャルリーオー、ギャラリーサラ、総本宮日吉大社
他多数
作家Webサイト https://kyokotsujitabiz.wixsite.com/kyoko-tsujita
展示替えしました。
「包帯」
2024
70×16×30 cm
包帯、ミクストメディア
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「包帯」
2024
31×26×6 cm
包帯、ミクストメディア
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「包帯」
2024
インスタレーション