2019年5月7日(火)― 5月19日(日)12:00-19:00(最終日-18:00)※5/13(月)休廊
街でも、家でも、花壇でも、眺めや居心地が良いところというのは、
いつも新しいものと古いもの、手入れの行き届いたところとそうでないところが絶妙のバランスで同居し、複雑で豊かな細部を形づくっている。
このような場所や景色は、たいてい長い年月の中で、時に自然の厳しさにも晒されながら少しずつ繕われつつ育まれるもので、
一朝一夕ではなかなか得られないもののように思われる。
今回の展覧会に出てくる継ぎはぎの絵画は、そうしたものを人工的に作り出そうという試みである。
(水田)
水田 寛 MIZUTA Hiroshi
1982 大阪府生まれ
2008 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
|個展|
2017 「水田 寛 展 鳴らない太鼓」MEM, 東京
2016 「水田 寛 展 腰を折られた話たち」ギャラリー恵風, 京都
2015 「水田 寛 展 中断と再開」アートコートギャラリー, 大阪
「水田 寛 展 ぬかるみのたくらみ」同時代ギャラリー, 京都
2014 「水田 寛 展 新しい島」trace, 京都
「水田 寛 展 歩調」ギャラリーあしやシューレ, 兵庫
2013 「水田 寛 展 日課」ギャラリー恵風,京都
|グループ展|
2018 Pⁿ – Powers of PLAY – , 東京藝術大学大学美術館陳列館, 東京
2017 Dribble 2, 2kwギャラリー, 滋賀
2013 日本の絵画の50年, 和歌山県立近代美術館, 和歌山
2011 VOCA展 2011 現代美術の展望−新しい平面の作家たち, 上野の森美術館, 東京
2010 MOTアニュアル2010「装飾」, 東京都現代美術館, 東京