2024 年 3 月 19 日(火)~ 3 月24 日(日)
今回タイトルである”かわりもの“とは、漆器の意匠の片身替(かたみがわり)からつけました。
そのほか変化、転用などの意味を含めています。
日本古来の素材である漆は、生活の中で、さまざまに形を変えて使われてきました。
選んだモチーフは、人々の生活を通して、機能性を与えられた扁壺や漆椀などの器物を選んでいます。
用途を持つ形から、機能を省き、それらに変化、転用を加え、再構成しました。
漆が塗られたものの変遷をたどることり、私の視点を通した”かわりもの”を試みています。(河合)
河合 桂 KAWAI Kei
1996 神戸生まれ
2022 京都市立芸術大学大学院美術研究科 漆工専攻 修了
−個展−
2022 河合桂個展-迂華の間-(ギャラリー白/大阪)
−グループ展−
2024 漂う境目(京都高島屋S.C.[T8]/京都)
2023 国際漆展・石川2023(石川)
2023 IAG AWARDS 2023(東京)
2022 第6回ファーストパトロネージュプログラム (東京)
丹波笹山まちなみアートフェスティバル(兵庫)
Art Continuation Project 第1回〜第4回まで毎回出品
(阪神梅田本店)
2021 あいづまちなかアートプロジェクト2021(福島)
受賞歴
2023 国際漆展・石川2023 入選 / IAG AWARDS 2023 入選
2022 京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞
2020 京都市立芸術大学作品展 漆工奨学賞
「かわりもの(dance)」
2024
漆、合板、螺鈿、卵殻(鶏)、金箔、白銀白、その他
h480 w275 d115(mm)
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「蕾型乾漆扁壺」
2024
h425 w470 d300(mm)
漆、麻布、和紙、金箔、麻紐
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「椀」
2024
ø265 d195(mm)
漆、樹脂(3Dプリンター)
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「かわりもの(stretch)」
2024
h480 w261 d145(mm)
漆、紙管、白銀白、その他