2024年 3 月 12 日(火)~ 3 月17 日(日)
本展は昨年の個展「Malen für Linkshänder ‐人造岩絵具における風土‐」のつづきです。
芸術学際の実践を元にした探究成果やその周辺を作品として発表いたします。
今年度は「日本画家としてのオートエスノグラフィー」の記録に取り組み、
ことばと絵画制作の掛かり合いに関心を持ちました。
語りは進めば進めるほど、いかに「とあることば」を語らないかがあらわになるように思います。
そのような表出に至らない世界に目を向け、その機微を待ち続ける態度を問うようになりました。
そして、学際によりことばが変わること、その奇怪さを歓迎しながら私を変身させたい思いです。
ご高覧頂けますようお願い申し上げます。(石田)
石田 翔太 ISHIDA Shota
滋賀県大津市生まれ
2010 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画 修了
2018 京都日本画新展 (同`15年 美術館えきKYOTO)
2021 再演‐指示とその手順‐(東京藝術大学大学美術館)
2022 Kyoto Art for Tomorrow 2022 -京都府新鋭選抜展-(同`21年 京都文化博物館)
2023 公益財団法人吉野石膏美術振興財団「令和3年度日本画個展助成」採択
2023 個展「Malen für Linkshänder ‐人造岩絵具における風土‐」(ギャラリー恵風)
.
右「さる」 2024 / 和紙、顔料、膠
左 張り子の石「Re-mineral」 2024 / 張り子、顔料、膠
.
素焼きに絵「Narrative Landscape」 2024 / 素焼き、顔料、膠
左下 張り子の壺に絵「Narrative Landscape」 2024 / 張り子、顔料、膠