2017年12月12日(火)-12月24日(日) ※12/18(月)休廊
すべてに降る。例えば空から。ふと仰ぎ見た方から。どこともつかぬところから。
動物も植物も人も、降り落ちてくるあらゆるものを全身に受け取り、重力に負けな
がら抗ったりして、不可逆の流れの中にいる。
日本画では画材が作品を形作る手前で、大自然が画材に作用していると頻繁に意識
させられる。丈夫な和紙にも虫がつくし、銀箔は大気中の物質に反応して変色する。
作品が姿を変えていくかも知れない事を思いながら制作しなければならない。
だからこそ、何を描くかと どう描くか が繋がることもある。(吉岡)
吉岡 佐知 YOSHIOKA Sachi
1996 日展入選(’97,’99,’00,’02,’03,’04,’06,’08)
2004 京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程単位取得修了
2001 青垣2001年日本画展大賞受賞
2002 京展市長賞受賞
2005 様々なグループ展に参加(~ʼ17)
2007 個展 /ギャルリー正觀堂、ギャラリー恵風 他
(京都、大阪、岐阜)(’08,’09,’10,’11,’13)
2009 京都 日本画新展 出品 /美術館「えき」KYOTO(京都)(’10,’11,続’15)
2012 色とかたち 漆・栗本夏樹×日本画・吉岡佐知 /アート◯美空間Saga(神戸)
2016 青晴会日本画展/高島屋美術画廊(横浜、京都、大阪) (ʼ17)