2017年12月5日(火)-12月10日(日)
今回の作品は新たに魂刻(KONKOKU)と名づけた。それは、
単なるオブジェ‘物’でもなく、外から刻む‘彫刻’とも違う
土の内部からの表現、土の魂を刻むという思いが強い。
古琵琶湖の風化花崗岩土という太古の地球の記憶をとどめた、
おおらかで強く荒い土を薪窯の1300度の洗礼の中から、
魂刻6点(舟)、水指1点、大壺1点、花器5点、茶碗1点、
壁花入れ4点出品。会場に太古からの息吹が吹くことを願って。(奥田)
奧田 博土 OKUDA Hiromu
1949 滋賀県信楽町に生まれる。
1989 ロックフェラー基金の奨学金を得て
アメリカ、アーチブレイファンデーションにて、半年間作陶。
カリフォルニア州立大学、メインアートギャラリー個展
1999 日本の現代陶芸展 前衛の動向(フォンダンフェロン美術館、オランダ)
2002 世界陶彫展招待、ワークショップ(台湾国立鶯歌陶甕博物館、台湾)
2008 世界全米陶芸会議メインゲストアーチスト招待、デモンストレーション、
ピッツバーグ、アメリカ グリーハウス展覧会
2008 ギャラリーKURO 革新から伝統へをテーマに個展、大阪
2011 岡本太郎と信楽展 信楽伝統産業会館 滋賀
2016 台湾国立工芸館 ワークショップ 台湾
他、個展、展覧会、ワークショップ多数