2018年3月27日(火)ー 4月1日(日)
とりとめの無いものが琴線に触れたとき、その眼差しは対象に向かいつつも、
半分は自らの内側の光景に向けられているように思います。記憶や捉え方といったものが像を成すその光景は、断片的、曖昧、且つ鮮明です。
バーナーで画面に火を入れ、浮かび上がる黒線は私が思い描くその像の輪郭線に似て感じます。
燃やし描く行為の中で心にうつりゆく光景を画面に留めたいと思っています。(後藤)
後藤 吉晃 GOTO Yoshiaki
1983 山形県生まれ
2006 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 卒業
2008 京都造形芸術大学大学院修士課程 修了
2015 個展「内景」(gallery恵風/京都)
2015 「The NIHONGA」(京都府京都文化博物館) 同 ʼ16、 ʼ17
2015 酒田市松山城址館 能舞台鏡板制作 (山形県酒田市)
2016 「Gen-はじまりとおわり-」( 京都芸術センター)
2016 「凡ノ奇ー日本画五人展ー」(大丸京都店アートサロンESPACE)
2016 個展「景色をつむぐ」(大丸京都店アートサロンESPACE)
2017 「京都府新鋭選抜展2017」(京都府京都文化博物館)
2017 「kyo to kyo 展」(Art Space M EISEI / 京都)
2017 「後藤吉晃×村上佳奈子 “noMono”」(gallery M ARONIE / 京都)
2018 「第5回 続 京都日本画新展」( 美術館「えき」KYOTO)
2018 「kyo to kyo 展」(ギャラリー枝香庵 / 東京)