2018年6月19日(火)-7月1日(日) ※6/25(月)休廊
今までたくさんの植物や昆虫をモチーフに作品を作ってきました。
そこには必ず自然の中で自分が遭遇し、体験した場面があります。
雨上がりの靄の中、水に溶け込むような青紫色の菖蒲であったり、
枯れ枝にそこだけ絵具を落としたような真っ赤に色づいた烏瓜で
あったり、自然は私たちにいろんな表情を見せてくれます。
今回の個展では、花や虫たちが作り出す何となく妖しげで、
不思議な腐蝕銅版画の世界をご覧ください。(安藤)
安藤 真司 ANDO Shinji
1960 岐阜生まれ
1989 東京藝術大学大学院修了
1989~94 東京芸術大学版画研究室助手
1996 芸術インターンシップ(文化庁)
1993 日本版画協会版画展(日本版画協会賞)
1994 シガ・アニュアルʻ94版の宇宙(滋賀県立美術館)
1994 文化庁優秀美術作品買上
2002 高知国際版画トリエンナーレ展(美術館賞)
2004 ソウルスペース国際版画ビエンナーレ(買上賞)
2005~08 東京芸術大学非常勤講師
2007 永遠の交響詩展(ミュゼ浜口・ヤマサコレクション)
2010~11 新進芸術家海外研修員としてアメリカ滞在(文化庁)
2013 アワガミ国際ミニプリント展(優秀賞)
2014 美濃加茂市民ミュージアムで個展