2022年 8 月 2 日(火)~ 8月7 日(日)
虹に出会えると嬉しくなるのはなぜだろう。分光の原理を頭では理解していても、その光景には無条件に心が躍る。
人工的に虹のようなものを作る装置「プリズム」を最近手に入れて、小さな虹を部屋に散りばめ愉しむことがささやかな喜びとなった。
壁に光の色を落とすように、画面に顔料を定着させること。これが今回の試みとなっています。(谷内)
谷内 春子 TANIUCHI Haruko
2015 京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程美術研究科絵画専攻日本画領域修了
現在 京都市立芸術大学美術学部専任講師
2010 京都銀行「美術研究支援制度」選定 作品買上
2015 第2回続「京都日本画新展」(同16、19、21年)
第8回清洲市はるひ絵画トリエンナーレ入選(同21年)
2014 京都春季創画展 春季展賞
2016 琳派FOREVER新鋭選抜展 NHK京都放送局長賞
2019 シェル美術賞入選
2020 個展「思考する風景」(ギャラリー恵風/京都)
2021 「Kyoto Art for Tomorrowー 京都府新鋭選抜展2020」
個展「Möbius loop」(+1art/大阪)
「Nature – triangular prism – 」
2022
145.5×112cm
麻紙,膠,岩絵具
「Think of a prism」
2022
各40×80cm
絹,膠,岩絵具
左「Nature – view – 」 右「Nature – color – 」
2022
各 33.3×24.2cm
麻紙,膠,岩絵具