2025年 10月 9日(木)~ 10月19日(日) ※10/13(月)休廊
12:00~19:00 (最終日-18:00)
秋の森の実りと落葉や朽木に集まる色とりどりのきのこたち。生きるものと土に還るものが同時に輝いている。森を出た木は、木材として建物や家具、道具や燃料となる。たとえ一本の枝でも何かの命を得て役に立つものになる。そしてそれらも長い目で見れば一時の役目を果たして、いずれは土に還る。
そんな束の間の命の輝きと一緒に生活できるものを、ささやかに作っていけたらと思う。(大矢)
大矢 一成 OYA Kazunari
1978 大阪府生まれ
2004 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 漆工 修了
2004〜2013 京指物工房に勤務。
2013〜 京都市立芸術大学 工芸科 漆工研究室 准教授(木工・木地担当)
2017〜 どんぐり工場 工場長
主な発表活動歴
2012 個展「どんぐり風呂 コノミノコノミ展」(ギャラリーH2O/京都)
2015 個展「つゆのはれまの つゆのみち」 大矢一成 木工展(ギャラリーH2O/京都)
2016 個展「小鳥の森の冬支度」 大矢一成 木工展(同時代ギャラリー/京都)
2018 2人展「パン屋で出会った陶芸家と木工家のうつわ展」(薪窯パンふくくる/亀岡市)
個展「冬の水あそび、森あそび」 大矢一成 木の仕事展(有馬玩具博物館/兵庫)
2020 漆japan jewels (おかりや/銀座)
2021 京都工芸美術作家協会展 協会奨励賞受賞
春日山原始林アートプロジェクト(奈良)
2022 4人展 木と陶と漆のある暮らし「ふきよせ」(なかの邸/長岡京市)
2024 個展「森の散歩道 木で詠う花鳥風月」 大矢一成 木工展(ギャラリー花あさぎ/銀座)