2023年 2月 21日(火)~ 2 月 26 日(日)
あの時何かを言っていた気がする。
何かに怒っていたり
何かに悲しんでいたり、
何かを喜んでいたり
何かを楽しんでいたり
そんな時に発していた言葉を忘れてしまった。
言葉の無い情景と共に、漫画の中のような空っぽのふきだしが記憶の片隅に残っている。
自分は何を言っていただろう
あの人は何を言ってくれていただろう
ただその時の胸の痛みや温かみと、思い出の品だけが記憶の断片を照らし出して
空っぽのふきだしに、都合の良い言葉を入れようとしてしまう。(三好)
三好 温人 MIYOSHI Atsuhito
1989 愛媛県愛南町出身
2012 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科日本画分野卒業
2018 嵯峨美術大学芸術研究科造形絵画分野日本画領域修了
・グループ展
2016 FACE2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2017 日本画四人展‐生動‐(Art Space‐MEISEI/京都)以降毎年
2018 美術新人賞デビュー入選作品展 (ギャラリー和田、フジヰ画廊/東京)
2019 第23回松伯美術館花鳥画展(松伯美術館/奈良)
2019 『S__pace 』幸山ひかり・三好温人日本画展(Art space-MEISEI・京都)
2019 シェル美術賞展2019(国立新美術館/東京)
2020 上野の森美術館大賞展(上野の森美術館/東京)
2021 第70回 愛媛県秋季県展(愛媛県美術館/愛媛)翌年も出品
2022 生動2022展(白沙村荘橋本関雪記念館/京都)
・受賞
第23回松伯美術館花鳥画展(優秀賞)/第70回愛媛県秋季県展(特選)/第71回愛媛県秋季県展(推奨)
・個展
2019 現象と心象 (Oギャラリー eyes/大阪)
2020 『ø』(ギャラリー恵風/京都)
「balloon」
2023
1620×3000mm
麻紙に岩絵具、パステル、鉛筆、スプレー
.
「無題」
2023
F4号 333×242mm
麻紙に岩絵具、色鉛筆
.
「不安の為の習作」
2023
S100号 1620×1620mm
麻紙に岩絵具、パステル、鉛筆、スプレー