2019年8月27日~9月8日(日) ※9/2(月)休廊
遥か昔から人のそばに存在し続けてきた『壺』。
現代において、その容器としての『用』の役割が薄くなりつつも、
やきものと密接に関わり合いつつ存在し続ける『壺』。
この先も『壺』が在り続けるのか。
貴方にとっての『壺』とは?
(かのう)
かのう たかお KANO Takao
1974 年京都生まれ。
京都精華大学陶芸コース卒業後、青年海外協力隊隊員としてニジェール共和国にて陶磁器の製作指導に携わる。
2001 年に帰国後、京都を中心に全国の美術館やギャラリー、博物館等で個展、グループ展を開催。
アフリカ滞在時に訪れた砂漠に感銘を受け、砂による造形を始める。
器と造形物に同時に対峙し、その境界を彷徨いつつ、紛らわすような作品を作る。
器と造形作品を発表しながら既存のやきものの価値観を問う。