2023年11月28日（火）～12月3日（日）

これまで様々な地域の取材をもとに、残された事物や過去の出来事について絵画化することを続けてきました。

今回は、ある地域に伝わる太鼓作りや太鼓踊りの伝統について取材し、

道具や職人・奏者の手つき、ゆかりのある植物などの形象を構成した作品を制作しました。

時に途切れながらも、続けようとする人の手によって伝わる地域特有の文化を、

四方八方に繰り返される終わりのない文様で表します。また本展では、新たな手法を用いた新作を展開します。

（藤野）

 

 

 

 

藤野 裕美子　　FUJINO  Yumiko

 

1988　滋賀県生まれ

2012　LʼArt dans les Cités アーティスト・イン・レジデンス (フランス)

2013　京都精華大学 大学院芸術研究科 博士課程前期 日本画専攻 修了[修士]

 

【最近の主な展示】

2023　「びわ湖・アーティスツ・みんぐる2023　ガチャ・コン音楽祭」近江鉄道高宮駅(滋賀)

「つらなる地点／個展」2kw gallery(滋賀)

2022　「瀬戸内国際芸術祭2022」(香川)

2021　「日日の観察者　Observers of Everyday Life」HOTEL ANTEROOM KYOTO(京都)

「ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2021」京都府京都文化博物館(京都)

「リニューアルオープン記念展 Soft Territory かかわりのあわい」滋賀県立美術館(滋賀)、他

 

【受賞】

令和3年度 滋賀県次世代文化賞

平成24年度 平和堂財団新進芸術家助成 芸術奨励賞

 

【コミッションワーク】

2022　「みざかる知」TUTAYA BOOK STORE 恵比寿ガーデンプレイス店 (東京)

 

右から「 縄 / 両手包丁#02 」 　2023　477×552 mm　　岩絵具、胡粉、雲母、美濃紙、木製パネル

「 牛皮 / 奏者の手 / 職人の手#02 」 　2023　477×552 mm　　岩絵具、胡粉、雲母、美濃紙、木製パネル

「 縄 / 両手包丁#01 」 　2023　477×552 mm　　岩絵具、胡粉、雲母、美濃紙、木製パネル

「 牛皮 / 奏者の手 / 職人の手#01 」 　2023　477×552 mm　　岩絵具、胡粉、雲母、美濃紙、木製パネル

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「とぎれる / つづける」

2023

胡粉、雲母、美濃紙、木製木枠

1枚あたり 700×600 mm

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「とぎれる / つづける」

2023

胡粉、雲母、美濃紙、木製木枠

700×600 mm

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