2019年4月16日(火)~ 4月21日(日) 12:00-19:00(最終日:18:00)
全ては大学4年の夏に始まりました。
日本史を専攻し「平田篤胤」を調べた卒業論文を提出して無銭旅行に出た先の広島で石に焼きついた被爆者の影との出会いから突然絵の道に入り、
針仕事をしていた母の使い古したもめん針を道具に影ばかり描いてきました。
長い曲折を経て、どうやらあの平田篤胤の考えに立ちかえって来たような
最新作を並べます。
果たして目の肥えた京都の皆様にとって見るに値するものであるか
甚だ不安です。
(八島)
八島 正明 YASHIMA Masaaki
1936年三重県生まれ。61年美術文化展初入選。以後、シェル美術賞展、JAF展を経て75年に安井賞。其の後、国際青年美術家展、現代日本美術展、明日への具象展、具象絵画ビエンナーレ、大阪トリエンナーレ等に出品。西部アートフォーラム、伊勢現代美術館、三重県立美術館で個展。現在無所属。
(作品収蔵先)東京国立近代美術館、愛知県美術館、三重県立美術館、滋賀県立近代美術館、徳島県立近代美術館、名古屋市美術館、碧南市藤井達吉現代美術館、岡崎市美術博物館、豊橋市美術博物館、刈谷市美術館、桑名市博物館、他多数。