2022年 7 月 26 日(火)~ 7 月 31 日(日)
インドをモチーフに描く中で、特に多用してきたのが胡粉である。
胡粉の放つ独特の白は、強烈な日差しの下で見たインドの風景には欠かすことができない色となった。
今回の個展は、胡粉を使ってより多様な表現ができないかという試みである。
胡粉の溶き方や濃度、他の顔料との混色を工夫しながら、新たなモチーフに取り組んだ。
ものを描写するだけではなく、より感じたものが表現できていれば幸いである。(佐々木)
佐々木 真士 SASAKI Shinji
1976 広島県生まれ
1999 京都芸術短期大学研究生修了
2004 NEXT 招待出品(京都高島屋/砺波市美術館)
2008 The NIHONGA(京都文化博物館 )~‘10’12~‘17
京都美術ビエンナーレ 朝日新聞社賞 (京都文化博物館)‘12毎日新聞社賞
2009 Nihonga・京 (日本橋三越/東京、‘11~’14大阪店巡回)~‘17
2012 第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展 (上野の森美術館/東京)’21
2013 第2回Artist Group風(東京都美術館)‘16’17‘19~’21
2016 個展「大河のうた」(GALLERY恵風)
2017 第35回京都府文化賞奨励賞
2019 Seed2019山種美術館日本画アワード(山種美術館)
2021 個展「ガンジス河を巡る」(髙島屋大阪店)
第1回 NIHONGA〇‐en‐(京都文化博物館)
1F
「階段井戸」
P25
麻紙、胡粉、岩絵具
.
「ラクナプールの寺」
F50
麻紙、胡粉、岩絵具、金泥
2F
「花とリンガム」
P6
麻紙、胡粉、岩絵具、パール粉
「餐」
P10
麻紙、胡粉、岩絵具