10 月 5日(火)~ 10 月 10 日(日)
無所属作家が集まり立ち上げた日本画グループ尖が作品発表を始めて今年で27年になる。
その活動は美術館の広大な空間に自由な発想で創り上げた大作や連作を展示発表することが中心である。
尖が始まって数年後、2003年に河原町三条にあったギャラリー賛が声をかけて下さり尖小品展が始まった。
当初小品展はあまり乗り気では無かった(小品は各自が個展等で発表すれば良いとの考えより)
がオーナーの福井さんから、水面に小石を投じてみたい想いで企画したとの手紙をいただき
とても感動してやることにしたのだった。数年して賛が閉廊になり、その後
ギャラリー恵風や阪神百貨店美術画廊、アートゾーン神楽岡(版画展)等に
小品展は引き継がれたが、メンバーの入れ替わりなどで近年は開催していなかった。
今回久しぶりにギャラリー恵風に尖が還ってきたという感じがしている。
(もっとも最近尖に入った作家はこんな感慨は無いだろうが)
メンバー各自がそれぞれに個性的な作品を持ち寄り、水面に小石を投じたように
閉塞感の充満する日常に新鮮な波紋が静かに広がるような展覧会を目指したい。(代表 山本俊夫)
出品作家
イトウナホ
兼若和也
竹林柚宇子
寺村里香
直海かおり
西澤康子
橋爪ちなつ
林 孝二
比佐水音
福井安紀
福元なおんど
藤岡雅人
ベリーマキコ
マツダジュンイチ
武者宏迪
山本俊夫
横田和映
若狭悌尚
1F
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2F