2023年 5 月 23日(火)~ 5 月 28日(日)
滋賀南部野洲川下流の平野、田んぼの土手や堤防、
叢に腰を下ろし、山・川・田畑・集落を視てきた。
堤防は、田畑の畦や畝は、湖辺の水路は、
この地に住む人々が土を上げ叩き土手を作り、崩れるとまた土を上げ叩く。
それを繰り返して、そうして紡いできた暮らしの形となって残ってきた。
その形を追うことで、人々の生の証を描き、連綿と引き継がれてきた生を捉えたいと願う。(森田)
森田 郁子 MORITA Ikuko
1978年 京都市立芸術大学美術学部日本画科卒業
1993年 京都春季創画展入選(以降毎年出品)
1999年 創画展入選(’02年・’04年・’06年・’11年〜’21年)
2003年 万葉日本画大賞展入選、臥龍桜日本画大賞展入選
2004年 日本画「京の今日」展出品
2007年 京都岡崎 ギャラリー青い風 にて個展
2011年 日本画「きのう京あす」展出品
2015年 京都寺町Art-Space MEISEI にて個展
2016年 守山市駅前総合案内所に市花「近江妙蓮」を制作
2017年 京都春季創画展 春季展賞受賞
2018年 京都寺町Art-Space MEISEI グループ展「Sept」出品
2020年 京都寺町Art-Space MEISEI「扇子展」出品
2021年 京都春季創画展 春季展賞受賞
守山市 文化的講座「おしゃれに日本画」講師(~‘23年)
現在 創画会会友、京都日本画家協会会員、森田郁子日本画教室主宰
1F
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「土の在り処」
2022
F30
麻紙、岩絵具、墨
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左「所在 ― 水」 2020 / 麻紙、岩絵具、墨 / S30
右「所在 ― 土」 2020 / 麻紙、岩絵具、墨 / S30
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2F
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「日々 ― ずっと」
2017
F50
麻紙、岩絵具、墨
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「町の川」
2022
F6
麻紙、岩絵具、墨