2022年1月27日(木)~ 2月6日(日) ※1 / 31(月)休廊
地球循環の一コマとして、雨のシーンを立体と平面で「雨降るところ」という言葉を軸に探ってみる。
雨の降る日、湿度のある空気は呼吸する度に身体中に潤いがいきわたる安心感があり、いきものの気配を感じる。
みぞれ混じりの冷たい雨、雷雲を引き連れ滝のように降る雨、煙のように漂う霧雨、地に染み込み命を育むしとしとと降り続く長雨。
雨は、散漫した思考を足元の営みと共にしっとりと落ち着くところに収めるように降る。
2階は、冬眠中の小さな作品、額装、オブジェやジュエリーなど新旧作品取り混ぜてのミニアチュールマルシェ。
(三橋)
三橋 遵 MITSUHASHI Jun
1954 京都生まれ
1981 京都市立芸術大学美術専攻科 染織専攻修了
展覧会
1988 「アーキテクスチュア」スパイラル
1989 「京都の美術、昨日、きょう、明日」京都市美術館
「国際掌中新立体造形展」名古屋(1993,98)
「環太平洋からの眺望」アメリカ
「Restress Shadows」イギリス巡回
1993 「シガ・アニュアル`93」滋賀県立近代美術館
1994 「第4回国際テキスタイルコンペ京都」
「現代の染め」国立国際美術館
2000 「藻の記憶」リアス・アーク美術館/宮城
2005 「国際タピストリー・テキスタイルアート・トリエンナーレ」ベルギー
2007 「Japanese Suppleness」デンマーク
2008 「Cloth & Culture Now」イギリス
2010 「織る・編む・ひろがるテキスタイルの形と色」岡山県立美術館
2012 「collect2012」ロンドン(2013、2014、2015)
「SOFA」CHICAGO シカゴ
2014 「東京アートフェア」(2016、2017)
2015 「目の目、手の目、心の目」岡山県立美術館
2016 「The Box Project」アメリカ巡回
2017 「ESSENCE-IKI」デンマーク
受賞
1994 第4回国際テキスタイルコンペティション京都 ITF芸術賞
2009 第22回京都美術文化賞
2012 第31回京都府文化賞 功労賞
1F
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「雨降るところ」
2022
113×363cm
綿布、染
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「花に降る」
2021
31×7,5×12 cm
木、木工ほか
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2F
「サボテンと犬」
2021
29,5×24 cm
綿布、染
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「対峙」
2022
22×22×13 cm
茶筅、木、不織布
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