1F＋2F　池田香那弥　展　氣が導く光

2024年 2月 27日（火）～ 3月 3日（日）

ikeda Kanami

「截金」という世界でも珍しい伝統技法を用いて制作をしています。

本来、仏像仏画の荘厳を行う、大切な技法です。

極細の金箔の一本一本が輝き、強くも柔らかい光を放ちます。

この歴史ある美しい截金への敬意を忘れることなく、

私の祈りにも似た想いを、蝶や仏、植物に託し、絵画と工芸で表現しました。

この機会に、截金という希少な技法に触れていただけたら幸いです。（池田）

池田香那弥　IKEDA Kanami

１９８１　大阪府　生まれ
２００５　重要無形文化財截金保持者江里佐代子に師事
京都迎賓館　内部装飾に参加
２００６　京都造形芸術大学大学院　芸術研究科芸術表現専攻修士課程修了
２００７　日本伝統工芸近畿展出品
２００８　嵯峨美術大学高野山大学共同曼荼羅制作截金指導
２０１０　国史跡『上淀廃寺跡』金堂壁画復元制作に参加
京都造形芸術大学模写クラス截金指導(５年間)
２０１１　個展　画廊後素堂/京都
２０１２　滋賀県安養寺　阿弥陀如来像復元制作
２０１４～１６　浜松市法林寺天井画制作
２０１５　日本新工芸展出品
２０１６～　嵯峨美術大学非常勤講師
２０１８　截金二人展　山木美術/大阪
２０１９　重要文化財長福寺本堂　復元参加