2017年6月20日(火)-7月2日(日) ※6/26(月)休廊
夕暮れの空に、
取り残されたいくつかの柿の実が吊り下がる。
細枝はあたかも抵抗体となって、見たこともない光を
放ち始めた。それは空の裂け目であり、
放電する稲妻であり、
そして圧倒的なモノである。遠くと近くを行き来する私の絵画という場で、
“FILAMENT”(フィラメント)という言葉に出会った
瞬間であった。(渡辺)
渡辺 信明 WATANABE Nobuaki
1962 年 滋賀県生まれ
1988 年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
<主な個展 >
ギャラリー白/大阪
( ʼ 16,ʼ 14,ʼ 12, ʼ 11, ʼ 09, ʼ 07, ʼ 05, ʼ 03, ʼ 01, ʼ 97, ʼ 93,ʼ 90)
ギャラリーすずき/京都
( ʼ 15,ʼ 13,ʼ 10, ʼ 08, ʼ 06, ʻ04, ʼ 02, ʼ 00,ʼ 98, ʼ 96, ʼ 92, ʼ 91, ʼ 89)
<主なグループ展>
1991 年 現代美術 ʻ91 ー素材はいろいろー(徳島県立近代美術館/徳島)
1992 年 筆跡の誘惑ーモネ、栖鳳から現代までー(京都市美術館/京都)
1994 年 アート・ナウʼ 94 ー啓示と持続ー(兵庫県立近代美術館/兵庫)
1996 年 VOCA 展’96 現代美術の展望(上野の森美術館/東京)
2007 年 “タイアローグ” コレクション活用術(滋賀県立近代美術館/滋賀)
2014 年 地の糧ーその誘惑ー岩名泰岳・渡辺信明(2kw ギャラリー/大阪)
2015 年 Enk de kramer と 渡辺信明( O ギャラリー eyes /大阪)
2016 年 ペインタリネス( ギャラリー白/大阪)