2024年 12月 3日(火)~ 12 月 8日(日)
12:00~19:00 (最終日-18:00)
近年取り組んでいる2つのテーマ「木を観て森を見る」と「文字之原」をそれぞれ1階と2階に構成したいと思う。
1階 : 「木を観て森を見る」は小さな独立した水墨画があたかもデジタル画像のピクセルのように
大画面を形作るものであり、遠景から近景、全体から細部へと絵の中に分け入るような作品です。
2階 : 「文字之原」は古屏風の表地を剥がすと現れる下張り紙には古い反故紙が使われており、
屏風前面を覆う文字列は文字の原野のように見える。
日本にかつて存在した文字と絵が渾然一体となった芸術を目指したものです。(山本)
山本 俊夫 YAMAMOTO Toshio
1986 京都市立芸術大学大学院日本画専攻 修了
1995 「尖」展 (京都市美術館/京都) 以後毎年出品
(福岡県立美術館/福岡)’95, ’96, ’97、(東京佐藤美術館/東京)’07
2002 菅盾彦大賞展 佳作賞、百花堂賞(大阪高島屋/大阪、倉吉博物館/鳥取)
2004 京展 京都市美術館賞、コレクション賞(京都市美術館/京都)
国際交流展 京都府知事賞(京都市美術館別館/京都)
2005 文化庁 平成16年度 買上優秀作品展(芸術院会館/東京)
個展:ギャラリー恵風/京都( ’03、’04、’06)
コミュニティプラザ百花堂 倉吉/鳥取 ’03
石田大成社ホール/京都 ’07
ギャラリーヒルゲート/京都( ’13、’17、’20)
ギャラリーCreate洛/京都 ’15
松雲荘/京都 ’17
京都大丸Espace Kyoto/京都 ’18
1F
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「木を観て森を見て山を視る #290」
2024 / 15.0×10.0cm / 墨、和紙、古和紙、中国紙、洋紙
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「木を観て森を見る ―墨の森―」
2019〜2024 / 各15.0×10.0cm / 墨、和紙、古和紙、中国紙、洋紙
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2F
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「文字之原 ―竜田川―」
2024 / 160.0×162.5cm / 墨、胡粉、朱、古和紙
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「文字ケ原の象 ―雨―」
2023 / 80.0×80.0cm / 墨、胡粉、朱、古和紙
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